半世紀を超えた山善金型
会社と社員が共に成長することを
ビジョンに掲げ、幅広いニーズに
技術の継承とチャレンジする若い力で
進化を続け 次のステージへ


求めるのは
「金型づくりに好奇心を持ち
行動にうつせる人」

小倉和人

製造部 部長

経営陣と社員との距離が近い環境が、社員全員で何かを成し遂げようとする結束の強さとなり、山善金型の伝統である柔軟な考えと、強い人間力が弊社の強みとなっています。我々とお客様との関係は、おこがましい言い方になるかと思いますが、常に対等です。良い製品をつくるにあたり、気を使って思っていることが言えないのであれば、妥協が出ます。お互い求め合い、ぶつかり合いができるほど、信頼性があがると信じ、提案を行っています。
次世代の技能者を機械のオペレーターに育てることは簡単ですが、それではこの先の金型事業として成立しない可能性も高くなります。ではどのようにすれば良いのかを、他人事ではなく、引退が迫る職人が単なる職人で終わることなく、後継の育成に特化した指導者になる事が必須と考えています。
現状を把握し先を見越した体制をとれるように、人と人をつなぐ任務を達成し、10年先、20年先まで山善金型で仕事をしたいと思ってもらえる職人への環境をつくれるように精進していくことを日々の課題としています。


 「製作課題や技術向上」
チームワークで共有する

中川 靖博

工場長/現場責任者

山善金型では設計、加工、金型組立仕上げ、成形までができる設備と社員が揃っております。
設計では、お客様と打ち合わせ上でご要望をしっかり共有し、経験と技術をいかした金型を設計しております。加工設備では、マシニングを中心にワイヤー、放電機、NC旋盤と金型を製作する為の機械が揃っております。困難な形状がきても、精度を上げる為の適切な加工選びから必要な技術を日々磨いております。
金型組立では、ベテランの職人を中心に中堅、若手と共に金型仕上げをしており、実践で学び、社員同志が意見を言い妥協をしない金型組立をしています。
金型を組み上げた後は、当社で成形できるサイズは必ず試作成形をして形状、寸法確認、バリ等の不具合がないか確認をしてお客様に納品をしております。どの工程でも妥協をせず全社員が、いい金型を作ろうという姿勢で責任を持って取り組んでいます。常に意見、提案、問題解決などを共有し、活気がある現場を目指しています。


時代と捉え、
未来に向かって創造する

日比 幸一郎

設計室室長

私は金型製作に30年間携わっており、初期の10年は機械加工をメインに経験し、後の20年間は機械加工の経験を生かした金型設計を行って参りました。 2019年に3次元CAD利用技術者試験1級を所得し、その年度の最高得点者として表彰を受けました。
金型設計を行う前に、お客様と綿密にお打合せを行い、ご提案をさせて頂き、お客様に満足して頂けるものづくりを行っております。弊社には成形機があり、テスト成形を行った製品からの情報を次の設計に生かす改善を行っております。
日々、様々な業種のお客様よりお仕事を頂いており、求められる仕様も品質も様々です。昨今は金型材料の高騰で金型製作コストも上がり非常に厳しい状況ですが、3Dプリンターの導入などを行い、弊社の新しい技術にする為の挑戦を行っております。金型製作には最新の機械で加工を行うだけでなく、人間の手仕事に頼る部分も多く存在します。幸い山善金型には腕の良い職人が揃っており、その職人も現状に満足するのでは無く、改善を続け、末永くお客様に愛される会社作りを続けております。


積極的にチャレンジできる環境で
ベテランの技術と最新工作機器の習得を

西岡 良平

製造部

金型製造スタッフとして13年目ですが山善金型では4年目となります。
以前は、決まった単純な作業が多く、この金型がどんな製品を作る金型かもわからず作業をこなしていました。山善に入社し様々な作業を学び、工程を理解することがヤリガイにも感じています。
会社の良さは、色んな作業や先輩技術者に入っていけるという点で、誰にでも『聞ける」「学べる」環境です。自身ができる技術を増やし、後輩へも伝えたいと日々頑張っています。